イラスト作品



誠馬さん作 ミニ創作

「そうそう、その顔」
唐突な声にあなたは驚いて振り返りました。

そこにいたのは友雅。

相変わらず唐突な登場に、驚いてばかりのあなたはムッとして、

「友雅さん!! 驚かさないでください!!!」

との言葉が思わず口をついて出てしまいました。

「怒った顔もなかなか♪」

最近、こういうことがしょっちゅう起こります。

まるで好きな女の子をからかう男の子のような、そんな感じ。

好きなのか、はたまたからかっているのか。

友雅の行動はあなたには理解できません。

背中を向けるあなたに、友雅は目の前に回りこみました。

そして顔を覗き込みます。

「?!」

まさかここまでするとは。

唐突なのと恥ずかしさで一、二歩下がったところに偶然であるのか必然であるのか小石が。


体のバランスを崩し、ひっくり返りそうになります。

その手を掴み、引き寄せたのが友雅でした。

そのまま己の腕の中に閉じ込め……

「もう少し周囲に気を配りなさい」

優しげな瞳で腕の中のあなたを見つめます。

侍従のほのかな香りが鼻腔をくすぐり。

「だけれど私の前では色々な君を見せて欲しいね」

* * * * * * *

2003©水野十子/白泉社/KOEI/ 沖継誠馬







季節のお便りで頂戴しましたvvv
春に頂戴したので、淡いCGでの彩色がとても春めいていて萌え〜vvvですし、ミニ創作!?の様にコメントがついていたのですが、これまた萌えますね。少し押しの強い友雅さんε=ε=ε=(ノ≧▽≦)ノキャー♪
私こそ、色んな貴方を見てみたい。見せて欲しいです☆(* ̄ρ ̄)vうふっ