イラスト作品

2005©水野十子/白泉社/KOEI/ 无将 精




2005年年賀状を頂戴しました。

「遙かなる時空の中で」橘 友雅の幼少の頃。
酉年という事で、鳥から派生したイメージは私も賀状絵の考案の段階で色々としたのですが、「迦陵頻」とはさすがに思い至りませんでした。
いえ、そういう服装で踊る子供による舞があることは存じておりますし、迦陵頻伽と言う名前の神様も存じておりますが、確かに鳥だ…はぁ〜、そこに思い至るとはさすが!!です。
私は粗忽者ゆえ、基本は雅な頭ではございませんので。それだけに、こういう格調高き物を賜るのは、光栄ですし感動致します。
一所作に思いを込める、子供ならではの一生懸命な真剣そのものの眼差し、そしてスッと伸びた腕。
共に緊張の中での美しい瞬間が納められておりますね。
御幣はありますが、幼少の彼にも惚れ直しました!!
相も変わらず繊細な描き口による賀状、誠にありがとうございました。
私はいつもサイト等で精さんや遼さんによる、詳細な説明や考察などを伺うのが好きなのですが、ご挨拶のメールには丁寧な解説もついていて、これまた感服致しました。
時代物好きな割には、色々と思い至らぬ浅い私ですが、これからもついていかせて下さい!!と思わずにはいられない、私にとって至れり尽せりの満足度の高い御品と内容なのでした。