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words byお茄子さま
ツマランなー。
ようけ降りよるなー。
てるてるぼーずーてるぼーずーあーしたてんきにしておくれー♪
（ん？そこにおるのは・・・）
「あかねちゃん♪俺に逢ったっちゅうに浮かない顔してどしたん？」
「私の傘、誰かが差して行っちゃったみたいで、見つからないの。」
「この雨ん中、傘なしで帰るんはキッツイなぁ。」
（・・・！）
「そや！俺と一緒に帰らん？
見てみ。俺の傘はここんとこを押すと…」
「そんじょそこらのジャンプ傘とはちゃうで。こうしてみると…」
「あっという間にアイアイ傘…なーんてな。
こんなこともあろうかと、俺の傘は超ビッグやねん。
余裕で２人入れるで。」
「う〜ん…じゃ、じゃあ、お願いしちゃおうかな。」
「よっしゃ！
ってことは…手を繋いだり、肩を抱いたり、
はたまた、チューしたりしてもエェっちゅうことやな。」
「…手を繋いだり、肩を抱いたりなんて、出来ないと思うけど？」
左手にはカバンを持っている。
確かに彼女に触れることは叶わないようだ。
…いつになく鋭いやんか…ま、ええか。
END
