イラスト作品
© 2005 HINAGESHI OKADA




2005年暑中お見舞いを頂戴しましたvvv

海中に咲ける大輪の花。
海に漂う彼女の存在感は正にそれ。
手前の海ならではの美しい熱帯魚や珊瑚、海藻などもそれぞれに生物の美しさを誇っておりますが、少女の華やかさの前では話になりません。
色が鮮やかなそれらよりは、少女に目が引き寄せられる不思議さ。
地上ではありえない不可思議な態勢による体や髪のラインが、楽しさや美しさをもって好奇心や興味を誘うからかもしれませんね。
海面からの差し込む光は、ドラマティックなだけでなく、逆光として取り扱われる事で彼女の肉体ラインの美を強調していて、陰影をも含めて綺麗ですものね。
少女の存在自体もそうですが、丁度パレオが広がって、視覚的にも花のように見えるのが、絵として、更なる面白さを引き立てているようにも思います。
綺麗且つ愉快さでも魅力的な逸品を早々に頂いておきながら展示は遅れてしまいましたが、存分に夏の間楽しませて頂きましたv